駐大阪大韓民國総領事が学長に表敬訪問しました(5月14日)
奈良女子大学では、5月14日(火)に駐大阪大韓民國総領事館 金亨駿(キム・ヒョンジュン)総領事、姜鍾富(カン・ジョンブ)領事らが、高田将志学長への表敬訪問に訪れました。
駐大阪大韓民國総領事館は、奈良県、大阪府、京都府、滋賀県、和歌山県の2府3県において、韓国と日本の地方自治体間の交流といった政務業務や、両国の留学生に対するサポートといった教育業務、文化業務などを行っています。このたびの訪問は、国立女子大学である同学における、韓国への留学の拡大、また韓国からの留学生進学先としての現状確認、ならびに今後のさらなる留学生支援等について意見交換を行ったものです。
高田学長からは、日本人学生にとって韓国は文化などの面から非常に興味がある国であり、気軽に往来できる距離でもあるので、さらに交流を進めていきたいとの挨拶がありました。高須夫悟学長補佐からは、同学における国際交流の現状について説明があり、韓国における国際交流協定締結校、韓国からの受入留学生数・韓国への派遣留学生数などについて説明がありました。中山満子副学長からは、韓国からの留学生が日本で学びたい学問分野は何かなど、留学生受入促進に向けての質問がありました。
金総領事からは、日本の女子大学初となった同大学の工学部設置や、奈良教育大学との法人統合による奈良国立大学機構が目指す「奈良カレッジズ構想」についての質問もあり、韓国では経営学や理工学など実学につながる学問分野での留学に人気があること、優秀な韓国人留学生の進学先となるための具体的な提言等もありました。
意見交換は終始なごやかな雰囲気で行われ、今後の奈良女子大学における韓国との国際交流発展に向けて、協力体制を確認する有意義な機会となりました。