第1回 学長主催 学内研究交流・懇談会を開催しました
学長主催の学内研究交流・懇談会が、令和6年5月30日(木)にS棟1階ラウンジで開催され、他の学部の研究者や学生など、30名を超える参加がありました。当該研究交流会は、学内の多様な研究を知る機会を通じて、研究者同士の交流や教員と学生の交流がより活発になることを狙いとして企画されたものです。
第1回目となる今回は、研究院工学系工学領域の山本 健太郎准教授から「固体内におけるアニオン分子形成を活用した高容量蓄電池正極材料の設計」と題して、電池の発明の歴史から放射光X線を用いた電極材料の電子構造の理解と新たな材料設計の状況について分かりやすい説明がありました。会場からは、日常の電池に関する疑問から異分野の研究者視点による質問に加え、学生からは当該研究対象を専門とした山本准教授の動機に関する質問などもあり、活発な質疑応答が行われました。
研究交流会の後には、懇談会があり、専門的な研究の意見交換や大学運営等、学長、教員や学生の間で、気軽な懇談も行われ、盛況裡に終わりました。この学長主催の学内研究交流・懇談会は、今後も月に一度の頻度で開催される予定になっており、次回は、令和6年6月27日(木)を予定しています。
山本准教授研究室サイト: 研究院工学系 エネルギー・環境材料研究室