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工学部の今田ひなのさんが申請した研究が「ゴールドリボン研究助成」に採択されました

 「ゴールドリボン研究助成」は、『小児がんの治癒率向上もしくは小児がん経験者の生活の質の向上』のための研究の促進を目的に、日本国内の大学・研究機関に属する個人もしくはグループによる研究を対象として研究費用を助成されるもので、2009年から毎年実施され、今年度で16回目となります。

 今回、工学部一回生の今田ひなのさんが、小児がんの子どもたちのための研究として「自律移動型点滴スタンドの開発」を申請し、研究助成に採択されました。

 この研究は、小児がん患者の多くが長期間の入院中に点滴治療をしており、点滴を24時間つないだまま自由に動けない患者のストレスと、患者が移動する際の安全確認と点滴スタンドの操作でストレスを抱えている付添い者の疲弊を軽減するため、点滴スタンドに装着したカメラで患者の動きを検出し患者の動きに追従する、自律移動型点滴スタンドの開発に向けた研究です。将来的には病院における治療のほか育児・介護への応用も期待されています。